今回は、ほうれん草について調べてみました!
本当に捨てるところがないのかみていきましょう。
根元には、葉先に送るための栄養がたっぷり!
疲労回復にも美肌にも、老若男女問わず必要な栄養が詰まった葉物野菜・ほうれん草。
葉や茎はもちろんですが、ここで注目してほしいのが根元の赤い部分。
昔は「食べちゃダメ」と言われていました。
実はここにこそ大事な要素が隠れていたのです。根から栄養素を吸い上げ、
茎を通って葉先に送るため、ほうれん草の中でいちばん栄養が多いのは葉の部分です。
そして根は、葉先に送るための栄養素を留めているので、実は茎よりも栄養豊富なんです!
根元の部分にも、ミネラルなどの栄養がしっかり含まれています。
また根元は栄養とともに甘みをたくわえているので、捨てずに食べないともったいないですよ!
ほうれん草は根元も一緒に洗う!
ほうれん草の根元は土が溜まりやすく洗うのがちょっと面倒・・と思う人も。
でも基本の洗いかたなら、根元も簡単に汚れがとれて、しっかりキレイになります!
基本①
ほうれん草の根元に、十文字の切り込みを入れる。
基本②
流水、または水を溜めたボウルの中で、もむように泥を落とす。
旬のほうれん草は最強です!
旬である冬を迎えたほうれん草は、夏に比べてビタミンCがなんと3倍に!
そして甘みは9倍も上なんです。
旬のほうれん草は、風邪をひきやすい冬の体を、しっかり守ってくれるので、
時期は逃さずにゲットしましょう。
ちなみに、ほうれん草のビタミンCは冷蔵保存では9日間で70%が失われて
しまいますが、下茹でしたものを冷凍すればビタミンC量はほぼ変わりません。
保存をするなら茹でてから冷凍すれば最長1ヵ月鮮度をキープできます!
緑黄色野菜中トップクラスの栄養
ほうれん草には鉄分の吸収を高めるビタミンCや、疲労を回復するビタミン
B群など、体をつくるミネラルなどが豊富に含まれています。
野菜の中でもトップクラスと言われる所以が伺えます。
根の「赤」にはマンガンが豊富!
貧血を防ぐ、また鉄分や骨をつくるマンガンは、
葉より根の赤い部分に多く含まれていることがわかりました。
ポリフェノールも入って、アンチエイジングには欠かせない、
まさに捨てるところがない野菜のひとつです!
まとめ
ほうれん草にはえぐみやアクのもと・シュウ酸が含まれています。
沸騰したお湯でサッと茹で、水にさらしてアクを抜いて。
ビタミンが流れてしまうため、1分ぐらいで手早くがコツのようです!
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