「家庭用燃料電池エネファーム」のメリット・デメリットについて

再生可能エネルギー

「家庭用燃料電池エネファーム」、最近よく耳にするフレーズですが、

その「エネファーム」とは、どんなシステムで、どんな機能があるのか?

メリット・デメリットについていろいろ調べて見ました。

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エネファームとは?

 エネファームとは、都市ガスやLPガスの中に含まれる「水素」を取り出して

、空気中の酸素と化学反応させることで電気を創るシステムです。また、発電

時に発生する熱を利用してお湯を沸かすことができると言う小さな発電所のよ

うな感じです。正式名称は「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」

と言います。

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エネファームのメリット

 通常、発電所で発電し、その電気を送電線を通して各家庭まで電気を届ける

と言うのが一般的な流れです。しかし、その送電時に約60パーセントの電気が

失われているのが現状です。また、発電時にでる熱も利用することもありません。

一方、エネファームは家庭で発電しますので、そのまま電気を使用することがで

きますので、ロスがありません。発電した電気を無駄なく使えて、とても効率的

と言えます。また、同時に廃熱を利用して、お湯を沸かすシステムですので一石

二鳥とも言えとても経済的です。エネファームは発電時に水素を使いますので、

二酸化炭素の排出もなく環境にも家庭にも優しいシステムと言えます。

エネファームのデメリット

発電時の排熱を使ってお湯を温めるため、貯湯タンクを設置するためのスペース

が必要となります。また、エネファームはガス(都市ガス・LPガス)の中の水素

を取り出して発電するためガス代が掛かることと、ガスの供給がストップすれば

電気は創れません。また、停電時はシステムを稼働させることができなくなります。

(機種によっては停電時でも稼働できる機種があります)貯蔵タンクにお湯が十分

あると発電しないことに、自家発電の燃料電池システムですが、エネファームで

った電気を電力会社へ売電することはできません

まとめ

 エネファームについて、メリット・デメリットをご案内してきました。自宅で電

気を創り家庭で使える、環境にも優しく廃熱を使ってお湯を沸かせるなど、機能的

には最高のシステムではないでしょうか?ただし、いざ導入となると、スペースの

問題、コストの問題など、いくつかのハードルを超えないといけませんが、太陽光

発電と比較して大きく違う点は、雨でも、夜でも電気を創れると言う最大の魅力

あると思います。中には、エネファームと太陽光発電のW発電と言う考えもあり、

さらにWで導入されているご家庭もあるようです。今後のさらなる技術開発とコス

トダウンに期待したいと思います。また、最新のマンションにはエネファームが、

導入sされているマンションも誕生しています。

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