ほとんど紫外線が原因でシミができると言われています。
特に長年紫外線を浴びている肌はダメージを受けます。
皮膚細胞の再生能力を低下させて、メラニンを外に排出する力が弱まり、
シミができる大きな原因となるのです。
そこで今回はシミの種類・症状・原因・対処法について詳しく調べましたのでご案内します。
シミの種類は4つ
日光黒子(にっこうこくし )
多くのシミがこの白光黒子にあたります。老人性色素斑とも呼ばれ、
淡褐色や濃褐色の色素斑で、顔以外にも手の甲や肩、
前腕などの露出が多く紫外線を多く浴びた箇所にみられます。
特に中年以降にこの白光黒子がみらるようになります。
雀卵班(じゃくらんはん)
いわゆる”ソバカス”のことです。直径数ミリ以下の丸い斑点のようなもので、
茶褐色の小さな斑点で、頬や鼻の周りなどに多くみかけます。
遺伝性が強いと言われ家族の中にもソバカスの多い方も、中には3歳ごろから
出始めることもありますが、やはり思春期ごろに特に目立つようになります。
炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
年齢や性別に関係なく、肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミのことです。
化粧品かぶれ、やけど、ニキビなどの炎症を起こしたことがあれば要注意です。
ただし時間とともに徐々に薄くなっていくようです。
肝班(かんぱん)
30〜40歳の女性の顔に多く生じやすいシミです。
妊娠・経口避妊薬などによる誘発、女性ホルモンが関連して発症するといわれます。
紫外線によって悪化することも、特徴的なのは頬骨に沿って左右対称に薄い褐色で
やや大きめのシミです。高齢者ではほとんど見られません。
シミを放置しておくと起こること
シミを長年放置しておくことで起こる症状には、
顔や首回りなどの皮膚が隆起したり、突起状になったりするイボなどがあります。
また「脂漏性角化症」という老人性のイボに進展することもあります。
長年紫外線を浴び続けて光老化がすすむと、薄紅色、褐色をした斑状のもので
「日光角化症」になることも、表面はザラザラしているのが特徴で皮膚がんの一つ
とも言われています。高齢者に多くみられる症状です。
ターンオーバーのサイクルが乱れるとシミに?
まとめ
通常は、皮膚の細胞は、「ターンオーバー(新陳代謝)」を繰り返して
新しい細胞に生まれ変わります。
基底層にある細胞が分裂して皮膚表面に押し上げられ、最後は表面から
はがれていきます。また、紫外線を浴びて作られたメラニンも、
ほぼ28日サイクルで役割を終え、古い細胞とともにはがれ落ちていきます。
ただし普段から紫外線を必要以上に浴びる環境だったり、
長年紫外線を浴び続けた肌は何らかのダメージを受けていますので、
シミに繋がっているということも理解できました。
「たかがシミ、されどシミ」やはり普段から、こまめに肌のお手入れを絶やさない
ことがが一番大切な対策のようです。
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